2019年9月の台風15号で、東金市は1週間あまりの停電を経験しました。
夏場にもかかわらずエアコンや冷蔵庫が使えず、住民が困難に直面。
千葉県内では16万4千戸に影響があった大規模停電でした。
その後2023年に発生した台風13号では、「停電するから退避を」と言う空き巣狙いの電話が報告され、警察が注意呼びかけています。
停電につけこむ詐欺電話がかかるくらいですから、地域住民は電気のない不便さを実感していたことと思います。
今回は多くの方にとって身近なブレーカーのトラブルと電気工事についてお伝えしていきます。
停電と漏電のリスクあり!ブレーカーには寿命があり、電気工事が必要です
ブレーカーは設置から10年程度で寿命をむかえます。
使用状態により使用可能期間は変わりますが、劣化している機器では故障の危険性があります。
「壊れるまで使えばいい」という考えでそのまま放置していると、ブレーカー自体が漏電して火災や感電事故を引き起こす可能性も。
また家庭内のどこかで漏電していても漏電ブレーカーが作動せず、火災につながることもあります。
ブレーカーが頻繁に落ちるようになったり、いきなり停電することもあるため生活に支障が出る恐れもあるでしょう。
電気設備を制御するブレーカーは家屋の生命線のようなもの。
購入から10年が過ぎたら、点検や電気工事士による交換が必要となります。
感電の恐れあり!交換は必ず電気工事士に依頼しましょう
ブレーカーの設置から10年たっていなくとも、頻繁に落ちて調子が悪い、電気使用量の契約を変更したい場合はブレーカーの交換が必要になることがあります。
しかし、ご自分で工事するのは禁物です。
配線など扱うことから感電や怪我の危険があるため、電気工事士の資格を持つ方しか扱えません。
たとえ自宅であっても違法行為に該当します。
電気を扱う繊細な分野は適切な工事が求められるため、電気工事士がいる業者に依頼しましょう。
東金市で電気工事を頼むなら!業者の選び方は?
東金市で電気工事を頼む場合、地域にある電気事業者や電気工事会社、不動産管理会社などに連絡しましょう。
工事にかかる費用は2万円からです。
しかし交換費やブレーカー自体の価格は業者によって違うので、高額な場合5万円程度かかることもあります。
日本のブレーカーは一定の品質をクリアしているので、高ければいいものとは限りません。
適切な業者を選ぶためにまずは複数者に見積もりをもらい、サービス内容と料金を比較しましょう。