大阪は日本中から多くの物品が集まる場所で商業も盛んであることから天下の台所の異名があります。さらにその食材の豊かさから食い倒れという表現もされています。そんな文化的な背景を持つ大阪には、放課後等デイサービスも多く集まっているのが特徴です。今回はその中の施設の一例をテーマに専門性の高さについて解説します。
専門職が集まる大阪の放課後等デイサービス
放課後等デイサービスは、基本的に有資格者で構成されている必要があります。ただ、大阪ではさらに一歩進んで放課後等デイサービスに求められると考える指定外の専門家も多く採用しているところが珍しくありません。たとえば、幼児学童の心理学を得意とする公認心理師、臨床心理士といった心理学の専門家を採用しているケースも見られます。もちろん、放課後等デイサービスで機能訓練の専門家であり作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の資格を持っているスタッフも在籍しています。これらの専門家によって定期的に発達検査を実施したり、専門性に特化したプログラムを提供したりといったことも行われているのが特徴です。資格者の有無だけでなく多くの放課後等デイサービスが集まる大阪では核施設で個性的な試みを行っています。興味のある方は一度見学をしてみましょう。
放課後等デイサービスで提供されるプログラムは?
放課後等デイサービスで提供されるプログラムは施設によって異なりますが、基本的なものとして学習支援、運動療育、創作活動などが挙げられます。学習支援は、学習に支障が出やすい発達障害を持っている児童に対して学習の支援を行います。また、体が不自由あるいは、自在に扱うのが苦手という児童を中心に運動療育を実施しているのも特徴です。
放課後等デイサービスの事業所でも行われている保育所等訪問支援
放課後等デイサービスは児童が対象です。一方で、それらの施設を利用する前段階にある未就学児に対しては通学・通園中の施設を訪問し連携を行うことで、サポートをすることもあります。