群馬には数多くの中古車販売店があります。
こういった販売店を見ると、どんな資格で営業をしているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、群馬で中古車販売を営業するのに必要な資格について解説していきます。
古物商許可を得ることは群馬の中古車販売の最低条件
中古車販売をするには古物商許可を得ることが最低条件です。
中古品を取り扱うにはこの許可が必要であり、言い換えればこの資格がないと群馬で中古車販売ができません。
そのため、全ての中古車販売は群馬県警で手続きをして古物商許可を得ています。
ただし、盗難品を扱うことが多い自動車商（中古車販売業）は、古物商許可を得るのに、リサイクルショップなどの目的で許可を得るより難しいとされています。
特に中古車販売の実務経験や中古車の保管場所については詳しく聞かれるので、未経験者では参入できないといえるでしょう。
このように参入には、他の中古品を扱う営業に比べると敷居が高い点が特徴です。
群馬で中古車販売をしているお店で取得しているのが多い資格
基本的に自動車商として、古物商許可を得ることができれば、群馬で中古車販売をすることは可能です。
ただし、他にもいくつかの資格を保持していることが少なくありません。
まず、自動車を解体してスクラップにする事ができる自動車解体業許可によって、自前で引き取った中古車を処分できます。
全ての業者が持っているわけではありませんが、持っているケースもあります。
次に廃車となる自動車を引き取ることができる自動車引取業登録は、群馬県に登録を行っている業者が少なくありません。
なぜなら引き取った廃車から部品取りできるからです。
部品の販売ができるのは大きなメリットです。
最後がフロン回収業許可です。
中古車からフロン類を引き取ってリサイクルできる資格で、群馬県から許可を得て行う業者もいます。
このように古物商許可を得るだけでなく、上記の資格を取得して営業している中古車販売業者もいるのです。