大田区で訪問看護施設を開業するには?

人生の最後に寄り添い、人のためになる訪問看護師。
訪問看護師としてキャリアを積まれた方にとって、独立開業は自分のやりたいことを実現できる一つの選択肢です。

本記事では、訪問看護施設開業の概要についてご紹介します。
地域社会に貢献し、医療サービスを提供する訪問看護施設開業のためには、様々なステップが必要です。
それでは見ていきましょう。

大田区は行政による創業支援サービスが充実している

大田区は、創業を考える人々を支援するための行政サービスが充実しています。
資金面では「大田区新創業融資資金利子補給制度」、ビジネスプランの相談や手続きの案内を受けられる「創業者支援窓口」など、創業のハードルを低くするための手助けが行われています。

開業に関する不安や疑問がある場合はぜひ活用してください。

法人の設立・設備面の準備

大田区で訪問看護施設を開業するには、はじめに法人を設立しましょう。
所轄官庁からの訪問看護施設の指定を受けるには法人格が必要です。
「株式会社」、「合同会社」、「NPO法人」などがありますので、自身にあった法人格を立ち上げましょう。

法人の設立後は、不動産や事務所用の設備、電子カルテや請求関連のソフトウェア等を揃えましょう。
訪問看護施設では人員基準もあるため、従業員の雇用も必須です。
その他、賠償責任保険などの保険に加入しておくと万が一の事態になったときも安心です。

研修受講・書類作成及び届け出

法人の設立、設備面の準備が整ったら、新規指定前研修を受講しましょう。
研修の受講は必須で、東京都では毎月15日前後に研修が行われています。

さいごに、書類を作成・届け出を行います。
従業員の勤務体制や就業規則、事業所の平面図、衛生管理体制など必要書類を用意しましょう。
書類の準備が終わったら、東京都福祉保健財団へ提出します。

詳しい内容は東京都福祉保健財団への相談や東京都福祉局のホームページをご確認ください。
東京都福祉保健財団では、指定業者になるために必要な書類や届け出のアドバイスを受けることも可能です。
書類や研修について不明点があれば、相談してみると良いでしょう。

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