香川県で土木施工管理を辞めようと思っている方は県外移住を避け、職歴を活かしたキャリアチェンジが有効です。
というのも土木工事には天候の影響がつきもの。
香川県は四国、讃岐山脈によって季節風が遮られています。
豪雨災害のリスクが小さく、地震も少ないので工事が円滑に進みやすい土地です。
日本一面積が小さく、県内移動が楽なこともポイント。
家賃も安価なので、都会と田舎が程よい環境で生活コストを抑えた暮らしが出来るのです。
香川では土木職で働くことを諦めず、職種選びを工夫するといいですよ。
今回は土木業界の辛さや、経験を活かせる転職分野を紹介します。
土木施工管理のここが辛い!
仕事をしていて大変なのはまず労働時間が長いことでしょう。
現場の監督作業や工期管理、書類作成や打ち合わせなど幅広い仕事があります。
悪天候や機材トラブルが起きた際は、工事計画の修正が急務。
チェックもれは重大な欠陥につながるので、責任が重く休みが取りにくい環境です。
また、現場には職人気質な方もいるのでコミュニケーション能力も必要とされます。
土木から転職!施工管理知識は保守点検業務に生かせる
土木業界から転職する際は、職歴を活かした方が良い待遇の求人にありつけます。
例えば公共設備の保守、点検を主に行う設備メンテナンスの会社。
福利厚生の充実と給与の安定面から、働きやすい仕事といえます。
また鉄道会社の技術職もある程度プライベートが確保されるでしょう。
鉄道整備に関わる工事は土木施工管理の知識を活かせるので採用面で有利です。
意外と狙い目!香川県で公務員になることも可能
土木業界での経験を生かして、公共工事の発注側である公務員になる手もあります。
香川県では技術要員として毎年土木職員の採用を実施。
競争倍率は3倍程度と、一般の事務系公務員よりはるかに就職しやすい状況です。
具体的な仕事は公共財や自然の整備を目的として、工事の発注や施工の立ち会い、予算管理を行なっています。
土木施工管理の経験をそのまま生かすことが出来るので、現場知識がある人材として重宝されるでしょう。