空き家の住宅リフォーム費用がお得に!東広島市の補助制度を解説

東広島市の人口は年々増加傾向にあり、年齢や国籍問わず住みやすいまちとして人気を集めています。その一方で利便性の高い市街地に住宅が集中し、空き家がうまく活用されていない現状があります。
そこで今回は、東広島市が行う空き家の住宅リフォーム制度をご紹介します。

空き家を有効活用する利点とは?

空き家とは、1年以上居住や使用の形跡がない家のことをいいます。親族から相続したものの居住する予定がなく、そのままになっているケースが全国的にも多いようです。東広島市の空き家率(住宅)はおよそ13%で、少子高齢化の影響で今後さらに進むと予測されています。
空き家対策は土地活用や地域活性化に大きく貢献します。実際に手直ししながら住んだり古民家を活かした事業をすることで、新しい生活のかたちを見出せるからです。
また、空き家の老朽化により倒壊や放火などの事件・事故が起きる可能性が高いことから、地域の安心安全を守るためにも空き家を有効活用する利点は大きいといえます。

東広島市が行っている空き家の住宅リフォーム制度とは?

東広島市では、居住を目的とした空き家の購入や賃借に対してリフォーム費用の補助を行っています。工事の対象は、床や壁材の交換、基礎の補強、電気やガスの配管など幅広く定めています。
「市の空き家バンクからの購入(賃借)」「補助金額は経費の3/1(上限50万)」「住宅リフォーム後3年以上住むこと」などの条件はありますが、東広島市での生活を考えている人にとっては嬉しい制度ですね。
住宅リフォーム制度を利用する際は、工事前に申請書を提出する必要があります。一旦工事費用を支払ったあと、報告書の提出をもって補助金が交付される流れになっています。

全国的にも空き家の住宅リフォーム事業は広まっている

東広島市の空き家バンクに登録されている住宅は15件ほどあり、今後も増えていく可能性があります。この制度が広まって、より良い住環境につながるといいですね。
東広島市に限らず、ほかの自治体でも空き家を活用した住宅リフォームの取り組みを行っています。最近では地方暮らしへの魅力が高まっているので、興味のある人はこういった制度を活用してみてください。

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