デイサービスに行きたがらない理由はそれぞれ!根本にあるのは伝わっていないこと
デイサービスは、普段と変わらない生活を送りながらでも受けられる介護サービスです。しかし、なぜかデイサービスを嫌がる人も少なくありません。嫌がる理由は人それぞれであり、当然対策方法も違います。
ただ根本的な原因としては、しっかり伝わっていないことでしょう。本来伝えなければならない事項が伝わっていないのなら、デイサービスに行きたがらないのも納得です。「ちゃんと言葉にして伝えた」と思われるでしょうが、大きな勘違い。言葉にして発するのと伝えるのとでは、全くの別物なのです。
伝えるとは?本当の伝え方とは?
伝えるとは、言葉や手紙などを通して相手に伝達することを言います。そしてもう1つ、残すことも「伝える」です。利用者の前で声を出したとしても、伝えるとは違います。
逆の立場になって考えてみて下さい。自分の知らないことで周りが動き、ある日突然知らない場所につれてこられたら、どう思うでしょうか。後で「聞いてない」と主張をしても、周りからは「しっかりと伝えた」と言い張るだけ。全く同じことを、現在進行形でやってしまっているのです。
唯一の解決方法は話をしっかり聞くこと
唯一の解決方法は、話をしっかり聞くことです。話の内容が気に食わず意見が合わなかったとしても、絶対に反論をしてはいけません。どんなに下らない理由であったとしても、無理にデイサービスに向かうことを強要しないで下さい。強要すればするほど、余計に行きたくなくなります。
もしかしたら、デイサービスの内容そのものが合わないことも考えられます。認知症であれば、集団に馴染むのが難しい場合もあるでしょう。
事業所や家族に相談すること
事業所へ相談するのも忘れないで下さい。また自治体の相談窓口を利用するのも手。名古屋でデイサービスを利用するのであれば、名古屋の福祉相談窓口へ訪れるのです。時間は平日9時~17時まで。相談費用は無料。名古屋の至る場所に窓口がありますので、一度足を運ぶことをおすすめします。
また家族の人とも相談しましょう。事情があって連絡が難しい場合は、連絡がつきやすい家族に相談です。1人で抱え込まず、みんなで解決へと導いて下さい。