毎日お仕事でExcelを使って計算やグラフ作成を行う人は必見!
定期的に増えていくデータを使ってExcelのグラフを更新する作業を行ったりしたことは、多くの社会人が経験されていることのはずです。
単純な作業は、時間がとられる割に社内でのアピールに繋がらず、モチベーションも下がるので良くありません。
今回は、そのような単純作業を自動化できるBIツールとしてMicrosoft Power BIを紹介します。
BIツールとは何か?
BIツールは、企業のもつさまざまなデータを経営や業務の効率化に役立てるため、分析、見える化するためのツールのことです。
(訳:ビジネスインテリジェンスツール)
Power BIの特徴
ここでは、Power BIのBIツールとしての特徴について説明していきます。
ノーコード・ローコードで誰でも簡単
Power BIは専門的なコーディングの知識は必要ありません。
ノーコード・ローコードとは、「特別なスキルを持たないユーザーがあつかうことができる」ようにするために作られた技術で、Power BIもこの技術をベースにしているため、誰でも簡単に使うことができるのです。
ファイルの結合、データの処理
Power BIの機能としてパワークエリがあります。
例えば、店舗ごとの売り上げのデータが複数のファイルに分かれていたとします。
そのファイルのデータを一つにまとめたい時、これまでは1個ずつコピペしてデータを並べ替えていたかもしれません。
そんな時、パワークエリの機能を使えば、データの結合が一瞬でできてしまうわけです。
さらに、Excelのようにデータを加工して新しい列を追加して表示するなんてこともできます。
直感的な作業でビジュアル化できる!
上記のパワークエリを使って処理したデータを棒グラフ、散布図、円グラフといった基本的なグラフや、AIなどを使って最適な分析用のグラフとして視覚化することができます。
どのようなメリットがあるのか
上記で述べたようなデータ処理とビジュアル化の流れを一度作ることができると大幅な作業効率の向上が見込めます。
それまで新しいデータが追加されるたびに同じ作業を繰り返していたものを、Power BIは完全に自動化してしまうからです。
また作成したビジュアルはクラウドで共有することができるため、情報共有も迅速になります。
まとめ
これまでExcelしか使っていなかったビジネスパーソンも新たな業務アプリの知識を学び、効率の良い仕事をできるようになりましょう。
このようなツールを使いこなすことで単純作業からおさらばしてモチベーション向上につながるだけでなく、データ解析のような高度な業務につなげるチャンスにもなるかもしれません。
効率化してできた時間は自分のプライベートの満足度アップにつながるかもしれませんし、社内での評価アップにつながるはずです。